システム運用監視に必要な機能がオールイン・ワン!

物理サーバ/ネットワーク機器/クラウド環境 監視ソフトウェア

【重要】X-NON3系をご利用のお客さまへ

現在ご利用中のX-MON 3系の同一環境(同一サーバ)から X-MON4系へ直接アップデートすることはできません。

新機能

  1. X-MONエージェントの実装
  2. X-MONエージェント監視プラグインの実装

X-MONエージェントの実装

Linux, Windowsサーバ にX-MONエージェントをインストールすることでX-MONエージェントによるメトリックの定期的な収集が可能となりました。

従来のSNMP,NRPEエージェントや監視プラグインによる監視では、監視プラグイン単位での監視の実行が必要だったのに対し、X-MONエージェントでは1度に複数のメトリックを取得する形態での監視が可能となりました。

X-MONエージェントが収集したメトリックは新たに実装された監視プラグインにて監視が可能です。

[X-MON3系での各エージェントを用いた監視]

[X-MON4系でのX-MONエージェントを用いた監視]

また、X-MONエージェントのインストール後X-MONとの疎通がとれることで、監視可能なおすすめのサービス一覧が表示され、スムーズに監視の設定を進めることが可能です。

[X-MON3系での各エージェントを用いた監視登録の流れ]

[X-MON4系でのX-MONエージェントを用いた監視登録の流れ]

X-MONエージェント監視プラグインの実装

エージェントが収集したメトリックを監視するためのプラグインを実装しました。

リソース監視

  • CPU使用率監視 (Linux)
  • CPU使用率監視 (Windows)
  • メモリ使用率監視 (Linux)
  • メモリ使用率監視 (Windows)
  • ディスク使用率監視 (Linux)
  • ディスク使用率監視 (Windows)
  • ロードアベレージ監視 (Linux)
  • プロセス数監視 (Linux/Windows)
  • プロセスメモリ使用量監視 (Linux/Windows)

ファイル監視

  • ファイルサイズ監視 (Linux/Windows)
  • ファイル更新監視 (Linux/Windows)

トラフィック監視

  • トラフィック送受信量監視 (Linux/Windows)

ログ監視

  • ログファイル監視 (Linux/Windows)
  • Windowsイベントログ監視

その他の監視

  • 時刻監視 (Linux/Windows)
  • Windowsサービス監視 (Windows)
  • 外形監視やネットワーク機器に特化したX-MONエージェント監視プラグインについても、次期バージョン以降で追加を予定しております。
  • X-MON3系で利用可能だったエージェント(SNMP, NRPE, NSClient++)及び各監視プラグインも引き続き利用可能です。

X-MON3系からの変更点

  1. 監視可能サービス数の大幅なアップ
  2. 利用頻度の高い監視画面のUIを改善
  3. ホストID,サービスIDの変更に対応
  4. バックアップ名称の変更とバックアップファイルの削除に対応
  5. 時系列データベース機能(TimescaleDB)の導入

監視可能サービス数の大幅なアップ

X-MONで監視可能なホスト・サービス数が大幅にアップしました。

X-MON3系からの性能面の違い(監視可能サービス数)

※ 検証環境は弊社指定環境(CPU8コア、メモリ16GB)にて計測
※ 全てのサービスの監視間隔5分、グラフの描画が有効の場合

利用頻度の高い監視画面のUIを改善

画面遷移と表示する情報の再設計を行い、ユーザが情報の表示と設定変更を直感的に行えるようUIを見直しました。

ホスト詳細・サービス詳細

X-MON3系のタブによる情報の切り替え表示を廃止し、1ページで詳細情報の閲覧と各種操作が行えるレイアウトに変更しました。

ホスト情報
サービス詳細

ホスト・サービス一覧表示

監視ステータスやホスト・サービスでの絞り込み機能を追加しました。
X-MON3系では、詳細情報の確認のために一度ホスト・サービス詳細画面へ遷移する必要がありましたが、ポップアップ表示による情報の参照と操作が可能になりました。

サービス一覧表示

ホストリソース表示(グラフ)

グラフ表示のデザインと配色を変更し、視認性を向上させました。
リソース状況を把握しやすいよう1画面に含めるグラフ数を増やしました。

サービスリソース表示 (TRAFFIC監視)
ホストリソース表示

イベントログ

イベントログの絞り込みを直感的に行えるよう、表示を見直しました。

イベントログ

ホストID,サービスIDの変更に対応

X-MON3系では一度登録したホスト・サービスのIDの変更が行えないため、IDを変更したい場合は新たに監視を登録し直す必要がありました。
X-MON4では既存の監視履歴や通知設定を保持したまま、ホスト・サービスIDの変更が可能になりました。

重複したホストID、サービスIDの登録はできません。

バックアップ名称の変更とバックアップファイルの削除に対応

X-MON3系では行えなかった、バックアップ名称の変更とバックアップファイルの削除機能を追加しました。

時系列データベース機能(TimescaleDB)の導入

X-MONのデータベースに時系列データベース(TimescaleDB)を採用し、保存データの圧縮が可能となりました。

経過時間とともに肥大化するログデータ(※)の圧縮に時系列DBを採用

従来のリレーショナルデータベースと比較し、ディスク領域の節約になるほか検索処理のパフォーマンスを向上させました。

(※)イベントログ、エスカレーションログ、TRAPログ、Windowsイベントログ警告履歴 のログデータが時系列データベース機能の対象です。

グラフデータの軽量化

グラフデータの保存をRRDファイルから時系列DBへ変更しました。

推奨動作環境

X-MON ソフトウェア 推奨動作環境

OS
Red Hat Enterprise Linux 9 (64bit)
CPU
Intel Xeon 2GHz以上(Quad Core以上推奨)
メモリ
4GB以上 (パフォーマンスデータ処理有効時は8GB以上を推奨)
HDD空き容量
146GB以上(500GB以上推奨)
  • X-MON3系からの監視設定(※)の引継ぎについては、次期バージョン以降にて対応予定です。
    (※)X-MON3.16.0のバックアップ項目「監視設定」のみが対象となります。

X-MON Ver.4.xのインストール・アップデート条件

X-MONのインストールを行うには以下の条件が必要となります。

またパッケージのインストールが行われるため、操作はroot権限にて実行される必要があります。

さまざまなシーンの監視に対応

サーバ監視

Linuxサーバ、Windowsサーバの外形監視、リソース監視対応。
リソース監視はSNMP利用、エージェント利用等複数方法に対応

ネットワーク機器監視

ルータ、L3スイッチ、UTM、L2スイッチ等、
各種メーカー様機器、SNMPv1,v2c,v3対応

クラウド監視

GCP、AWS各種パブリッククラウド対応。
CloudWatch、カスタムメトリクス

Webサイト監視

URL監視、SSL証明書有効期限、
ログインが必要なサイトの一連の監視に対応

利用イメージ

データセンター、SIer様向け

お客様向け利用設備のサーバ、ネットワーク機器の運用管理に利用。物理サーバ版、もしくは仮想サーバ版を多くご利用いただいています。

クラウド利用企業様向け

AWS上で稼働するSaaS版を月額で利用。VPCPeering・VPN接続も可能なので、物理環境まで監視の範囲を広げることもできます。

その他詳しい内容や、費用につきましてはお問い合わせください。

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